古川 ランキングRで今季最高680点で7位 金優鎮が世界新

[ 2016年8月5日 23:30 ]

男子ランキングラウンドを終え、世界新記録をマークした金優鎮(左)と握手する古川高晴

 男子の個人、団体のトーナメントの組み合わせを決めるランキングラウンド(72射、720点満点)が行われ、2012年ロンドン大会個人銀メダルの古川高晴(近大職)は680点で7位だった。日本は団体には出場していない。金優鎮(韓国)が世界新記録の700点をマークした。

 男子のランキングラウンドで古川は今季最高の680点で7位に入り、2大会連続のメダルに向けて好発進した。晴天でほぼ無風と条件も良く「すごく撃ちやすかった」と満足げに笑った。

 4大会連続の五輪出場。昨年の世界選手権でも銅メダルを手にしたが、今季のワールドカップ(W杯)3戦は不振だった。だが、フォームが安定してきたことに加え「切り替えてやるしかなかったのが良かった」と吹っ切ってプレーできたことで復調を果たした。

 結果的に世界新記録を出した金優鎮とは決勝まで当たらない組み合わせとなった。幸運にも恵まれ「それが一番うれしい」と笑った。

 ▼古川高晴の話 風もなく、天気も良くてすごく撃ちやすかった。ワールドカップは悪過ぎたので、切り替えてやるしかなかった。特別(な舞台)と思わないようにしている。リラックスしてやることが一番大切。(共同)

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