スパーズ 開幕からホーム37連勝 ブルズの記録に並んだ

[ 2016年3月26日 16:57 ]

32得点12リバウンドを稼いでチームを引っ張ったスパーズのオルドリッジ(右)(AP)

 NBAは25日に各地で9試合を行い、スパーズは地元サンアントニオでグリズリーズを110―104(前半64―51)で下して61勝11敗。ホームでは昨季から通算46連勝(歴代単独2位)となった。今季は37戦全勝。95年シーズンにブルズが樹立した開幕からのホーム連勝記録に並んだ。

 この日は主力フォワードのカワイ・レナード(24)が右足の故障で欠場し、ボリス・ディアウ(33)、ダニー・グリーン(28)、パティ・ミルズ(27)ら主力3選手が休養で欠場したものの勝利。ラマーカス・オルドリッジ(30)が32得点12リバウンドを稼いでチームを引っ張った。

 ティム・ダンカン(39)は12得点8リバウンドをマーク。単一チームでの勝利数(997)はすでにリーグ記録となっているが、通算1000勝の大台まであと「3」と迫ってきた。

 グリズリーズは連敗で41勝32敗。西地区全体5位ながら故障者続出でじりじりと負け数が増えてきている。

 ウォリアーズもオークランドでマーベリクスを128―120(前半72―58)で退けて65勝7敗。今季は34戦全勝で昨季からは通算52連勝となった。この日はクレイ・トンプソン(26)が40得点、ステファン・カリー(28)も33得点をマーク。3点シュートは2人で計14本を成功させた。

 ホームの不敗記録をめぐっては「通算」でウォリアーズ、「開幕」からはスパーズがリードする形で記録を更新中。両者は4月7日にオークランド、同10日にサンアントニオで対戦することになっており、覇権と記録の両方の行方を左右する大事な試合になりそうだ。

 ダーク・ノビツキー(37)が休養で欠場したマーベリクスは41勝32敗。西地区全体で7位から8位に順位を下げた。

 東地区全体8位のピストンズは地元デトロイトでホーネッツに112―105(前半72―56)で勝って5連勝で39勝34敗。センターのアンドレ・ドラモンド(22)が19得点14リバウンド3ブロックショットをマークし、残り9試合となった段階で同9位のブルズに2ゲーム差をつけた。

 同6位のホーネッツはケンバ・ウォーカー(25)が29得点を稼いだものの敗れて41勝31敗。同率で並んでいる4位セルティクス、5位ヒートとは1ゲーム差をつけられた。

 <その他の結果>

ティンバーウルブス(24勝48敗)132―129(再延長)ウィザーズ(35勝37敗)、ロケッツ(36勝37敗)112―109ラプターズ(48勝23敗)、ヒート(42勝30敗)108―97マジック(29勝43敗)、ホークス(43勝30敗)101―バックス(30勝43敗)、キングス(28勝44敗)116―94サンズ(20勝52敗)、ナゲッツ(31勝42敗)116―105レイカーズ(15勝57敗)

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2016年3月26日のニュース