白鵬は1敗キープ 鶴竜に完勝「いい結果」14日目にも優勝

[ 2016年3月26日 05:30 ]

<春場所13日目>鋭い立ち合いで危なげなく横綱同士の一番を制した白鵬(右)

大相撲春場所13日目

(3月25日 エディオンアリーナ大阪)
 白鵬は気迫あふれる立ち合いで鶴竜を圧倒した。先に目の前で豪栄道と稀勢の里が勝利し、プレッシャーをかけられたが「いい相撲を取っていたので、次は自分の番という気持ちだけでした」と心が揺れることはなかった。

 左で張って一気のもろ差し。鶴竜に何もさせない完勝で単独トップを守り「前に出られている。いい結果につながっているので、厳しい(立ち合い)と見えるかもしれませんね」と余裕の表情だ。14日目は琴奨菊戦。豪栄道と稀勢の里の結果次第では、千秋楽前に4場所ぶり36回目の優勝が決まる。

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