松山、格下に完勝しタイに…決勝T進出に望み「しっかり調整」

[ 2016年3月26日 05:30 ]

1次リーグ第2戦、16番でバンカーショットを放つ松山英樹

世界ゴルフ選手権シリーズ・デル・マッチプレー第2日

(3月24日 米テキサス州オースティン オースティンCC=7073ヤード、パー71)
 松山英樹(24=LEXUS)はソレン・ケルドセン(40=デンマーク)を4アンド2で下し1勝1敗とした。23日の第1戦で松山に勝ったラファエル・カブレラ・ベロ(31=スペイン)は2連勝。25日(日本時間26日未明)の1次リーグ最終戦で松山が勝ち、カブレラが敗れた場合は決勝トーナメント進出を懸けたプレーオフが行われる。

 世界ランク13位の松山は同45位のケルドセンを退け「ミスしなかった方の勝ち。僕の方が少なかった」と胸を張った。

 敗れた前日は新しい1Wを投入したが、元のモデルに戻してティーショットが安定した。相手のパットミスにも助けられ7番で5アップとリードしたが「最初はショットが良かったけど8番からうまくいかなくなった」。バンカーにつかまった8番はしのいだが、9番から3ホール連続パーセーブできず落とした。

 それでも12、13番で1・5メートルのバーディーパットを決めて突き放し「最後よく踏ん張った。勝ちは勝ちなので良かった」と安どの表情を見せた。
 ベロが2連勝したため決勝トーナメント進出へ厳しい状況は変わらないが「次も勝てばいい。しっかり調整して頑張る」とベストを尽くす。

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