男子に続けず…水球日本女子、1次リーグ5位でリオ切符逃す

[ 2016年3月26日 05:30 ]

水球女子のリオ五輪世界最終予選の1次リーグ、カナダのゴールに攻め込む日本

 水球女子のリオデジャネイロ五輪世界最終予選は24日、オランダ・ハウダで1次リーグが行われ、A組の日本はカナダに7―15で敗れ、通算1勝3敗で同組5位が確定し、五輪出場権を逃した。カナダは2勝2敗。出場12カ国のうち4チームが五輪出場権を得る最終予選は、1次リーグ各組4位までが準々決勝に進出。日本は25日の1次リーグ最終戦でギリシャに勝った場合でも勝ち点で並ぶ可能性があるカナダとスペインに直接対決で敗れているため、国際水連の規定により敗退が決まった。

 男子に続くリオデジャネイロへの道は閉ざされた。日本は、体格とパワーで上回るカナダに粘り強く対抗し、前半を5―6で折り返したが、後半に失速。厳しいマークで攻め手を封じられ、主将の曲山は「途中から流れを完全に持っていかれた。自分たちに力がなかった」と涙声で話した。エースの中野は1点にとどまり「チームを立て直せなくて悔しい」とうなだれた。

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2016年3月26日のニュース