韓国バスケ八百長…11選手検挙、五輪予選に悪影響必至

[ 2015年9月9日 05:30 ]

 韓国のバスケットボール界が八百長問題で激震だ。7日までに11選手が違法の賭博容疑で検挙され、地元メディアによれば、先のウィリアム・ジョーンズ杯(8月29日~9月7日=台湾)に参加した同国代表のガード、金善亨(27=ソウルSKナイツ)も在宅起訴された。

 捜査当局によれば、このうちの1人は今年2月にサッカーやギャンブル系の違法サイトで自分のチームが負ける方に100万ウォン(約10万円)を賭けており、試合中にリングに当たらないシュートを数本放っていた。試合終盤に控え選手を出場させて自軍を負けさせた監督の不正行為も発覚していた。

 23日からは五輪予選を兼ねたアジア選手権(中国)を控えるが、スキャンダルはチームに悪影響を及ぼすことは必至とみられる。韓国では11年にサッカー界で41人が関与した八百長事件が起きている。

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2015年9月9日のニュース