“イケシオ”池田、涙の引退「幸せな現役生活だった」

[ 2015年9月9日 05:30 ]

男子ダブルスの予選敗退後に記者会見するバドミントンの池田信太郎

 バドミントンのヨネックス・オープン・ジャパン第1日は8日、東京体育館で予選が行われ、男子シングルスで13年準優勝の田児賢一(NTT東日本)が1回戦で韓国選手に敗れた。女子シングルスは2回戦で、川上紗恵奈(福島・富岡高)が大堀彩(NTT東日本)を下して本戦出場を決めた。大嶋一彰(日立情報通信エンジニアリング)とコンビを組んだ男子ダブルスの池田信太郎(エボラブルアジア)は2回戦で敗れ、現役を引退した。

 08年北京、12年ロンドン両五輪の代表だった池田が現役を引退した。大嶋と組んだ男子ダブルスの予選2回戦でタイのペアに逆転負け。「負けたのは悔しいが自分のプレーはできたので納得している」と試合後は会場からの温かい拍手に涙がこぼれた。

 07年世界選手権で男子ダブルス銅メダルに輝き、女子の潮田玲子との“イケシオ”ペアでも五輪出場。「本当に幸せな現役生活だった」と振り返った。

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2015年9月9日のニュース