渡嘉敷来夢 WNBAデビュー!20分6得点、開幕戦勝利に貢献

[ 2015年6月7日 14:13 ]

WNBAデビューを果たした渡嘉敷来夢(AP)

 バスケットボールの米女子プロリーグ、WNBA(12チーム)のシアトル・ストームに入団した渡嘉敷来夢(とかしきらむ)(23=1メートル91)が6日、チームの開幕戦となった地元シアトルでのロサンゼルス・スパークス戦に途中出場。WNBAのデビュー戦で20分間出場し、6得点1リバウンド2ブロックショットをマークした。

 渡嘉敷は第1Q(1クオーターは10分)の5分21秒、フォワードのアビー・ビショップ(26=1メートル91)に代わってコートに登場し、その13秒後に放った最初のシュートは入らなかった。直後にパスミスも犯して序盤は動きが硬かったが、このクオーターの残り1分14秒にシュートを決めて記念すべき初得点を記録した。結局放ったフィールドゴール4本のうち成功は1本のみ。それでもフリースローは4本とも決めて勝利に貢献した。

 ストームは昨季12勝22敗と低迷したが、04年と10年にはリーグ制覇を達成。開幕戦のチケットは完売で、本拠地キー・アリーナには9686人のファンが集結していた。チームは86―61(前半35―32)でスパークスを撃破して白星発進。ジェニー・ブーセック新監督(41)は初陣で白星を挙げた。

 このカードで5連勝中だったスパークスは後半で29―51と圧倒されて完敗。ブライアン・アグラー監督(56)は昨季までストームを率いていたが、主力が大幅に入れ替わったことも影響して“古巣”には歯が立たなかった。なお第2戦は9日。ストームはオクラホマ州タルサでタルサ・ショック(1勝)と顔を合わせ、渡嘉敷にとっては公式戦初のロードゲームとなる。

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