「メジャーは総合力が試される。1打1打積み重ねる」先週ツアー初優勝の天本が国内メジャー初戦に挑む

天本ハルカ
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　女子ゴルフの国内メジャー初戦ワールド・サロンパス・カップは5月2日から茨城GC東C（6665ヤード、パー72）で開催される。先週のパナソニック・オープンでツアー初優勝を飾った天本ハルカ（25＝フリー）は30日、試合会場で記者会見を行い意気込みを語った。

　パナソニック・オープンでは大会記録を更新する通算19アンダーで初優勝。天本は「時間があいて実感がわいてきた。早い段階で初優勝できたので2勝目、3勝目を目指したい」と話した。

　指導を受ける男子ツアー16勝のレジェンド伊澤利光には、試合終了後に電話で報告した。恩師からは「初優勝おめでとう。このまま突き進んでいってほしい」と祝福の言葉をもらい「これからも頑張ります」と誓った。

　この大会は3年連続3度目の出場だが、過去2回は西コースが舞台。東コースは初挑戦となる。前日に練習ラウンドを済ませ「ラフの深さもあるので、ピンポイントで打たないといけない。グリーンは速さ、コンパクションもあり止まりづらい。先週のようにがんがんバーディーを取る感じにならない」と難易度の高いセッティングに警戒感を示した。

　メジャー初制覇、2週連続優勝もかかる。25歳は「先週優勝して違った緊張感でスタートすると思うけど、やることは一緒。メジャーは総合力が試される。1打1打積み重ねたい」と静かに闘志を燃やした。