白鵬 恒例の綱打ちで決意新た 千代の富士に恩返しVで並ぶ

[ 2014年8月30日 05:30 ]

新しい綱が出来上がり、笑顔をみせる白鵬

 大相撲秋場所(9月14日初日、両国国技館)で31度目の優勝を目指す横綱・白鵬の東京場所前恒例の綱打ちが、東京都墨田区の宮城野部屋で行われた。午前11時すぎ、白鵬は打ち上がったばかりの真新しい綱を締めて感触を確認すると「太さ、長さ、重さといい出来上がり」と納得した表情。

 千代の富士の31度、大鵬の32度の優勝が目前に迫っているが「(記録到達は)この綱かな、という気がします。夏、名古屋と精神的にも肉体的にも苦しかったが優勝できた。大横綱2人の記録に並べるような気がする」と九州場所までの4場所連続優勝で、年内に史上最多記録に並ぶことをイメージした。まずは千代の富士の記録が目標。「千代の富士関には前にアドバイスしてもらった」が、その後は取り口をビデオで研究し「左前ミツを取る自分の形ができた」と振り返る。恩返しの意味でも秋場所で賜杯を抱く。

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2014年8月30日のニュース