藤田 雨で2度中断…日没サスペンデッドも暫定2位

[ 2014年8月30日 05:30 ]

15H終了までながら6バーディーを奪った藤田

男子ゴルフツアー アールズエバーラスティングKBCオーガスタ第2日

(8月29日 福岡県糸島市 芥屋ゴルフ倶楽部=7150ヤード、パー72)
 雨によるコースコンディション不良で2度中断し、日没サスペンデッドで56人がホールアウトできなかった。悪条件の中で12年の賞金王、藤田寛之(45=葛城GC)が15ホール終了時点で6バーディー、ノーボギーの通算7アンダーとし、暫定2位につけた。暫定トップは14番まで終えて10アンダーの金亨成(34=韓国)。30日は第2ラウンドの残りと第3ラウンドを行う。
【第2R成績】

 地元福岡市出身の藤田が急浮上した。6番パー5ではグリーン奥のラフからチップインするなど、15番まで6バーディーを奪った。「ショットはそんなによくなかったが、パターが入ってくれた」と8メートル前後の長いパットを再三、沈めた。ツアーで唯一の高麗グリーンに合わせ「久々なので少し重いヘッドにした」と今週はピン型からネオマレット型パターに変更。狙い通り、初日は4バーディー、この日は6バーディーと勝負どころのパットをきっちり決めた。

 賞金ランクトップの小田孔、日本プロ優勝の手嶋と福岡出身の3人で2日間プレー。「雨がやんでからスタートして中断なく回れたのでよかった」。スコアを伸ばしきれない小田孔、手嶋を横目に、12年の賞金王がストップ・ザ・韓国勢の一番手に躍り出た。

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2014年8月30日のニュース