松山 初日は2オーバー 2度の連続ボギーで苦しいスタート

[ 2014年8月30日 05:30 ]

1番でティーショットを放つ松山

USPGAツアー ドイツ銀行選手権第1日

(8月29日 米マサチューセッツ州ノートン TPCボストン=7216ヤード、パー71)
 米男子ツアーのフェデックス・カップ・プレーオフシリーズ第2戦が開幕した。松山英樹(22=LEXUS)は3バーディー、5ボギーの73で回り、2オーバーでホールアウトした。開幕前にはパットへの不安を口にしていたが、厳しい出だしとなった。27日に体調不良を訴えていた石川遼(22=CASIO)は大会を前に回復した。

 スタートダッシュを狙った松山は苦しい出だしとなった。1番で残り96ヤードの第2打を50センチにつけてバーディーを奪ったが、2番で足踏みした。パー5のホールで4オン2パットのボギー。3番は第1打を左ラフに外し、3メートルのパーパットを決められずに2連続ボギーを喫した。さらに、8番は第1打を左バンカーに打ちこんでスコアを落とすと、9番でもボギーを叩いた。後半は12、14番でバーディーを奪うも、最終18番で再びボギーとした。
 
 いまひとつ調子が上がっていない。「はまらないですね…」と開幕前の練習では数種類のパターを試すなど、グリーン上で苦戦している様子がうかがえた。「そう簡単にバーディーが取れるのかなと思う」と警戒心を示していた。バーディー合戦となることが予想される今大会。初日から伸ばしておきたいところだったが、我慢の初日となった。

続きを表示

2014年8月30日のニュース