美香 ショット好調 日本人最高の59位発進

[ 2014年8月30日 05:30 ]

1番でティーショットを放つ宮里美香

USLPGAツアー ポートランド・クラシック第1日

(8月28日 米オレゴン州ポートランド コロンビアエッジウォーターCC=6476ヤード、パー72)
 第1ラウンドが行われ、宮里美香(24=NTTぷらら)は3バーディー、3ボギーの72で回り、日本勢最高の59位スタートとなった。宮里藍(29=サントリー)は3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーで有村智恵(26=日本ヒューレット・パッカード)、上原彩子(30=モスフードサービス)とともに73で77位。野村敏京(21=フリー)は74で98位。65の金寅敬(26=韓国)が首位に立った。

 宮里美は前半からショットがさえた。「2週連続で予選落ちをしている。初日から出遅れないように」といつになく緊張した表情だったが、高い集中力を保った。最初のパー5となった5番で、第3打を1メートルにつけてバーディー。6、7番も続けてバーディーを奪うと笑顔を見せた。パー3の8番はティーショットを右の池に入れたが、7メートルのパットを沈めてボギーでしのいだ。後半はイーブンパーに後退したが「ショットが切れている分、パットの読みもいい」と手応えを口にし「2日目は後半も伸ばしたい」と追い上げを誓った。
 
 ▼77位宮里藍 課題のパッティングは凄く良かったのに、ショットが悪くて(バーディー)チャンスにつけることが少なかった。これからもう少し微調整する。

 ▼77位上原彩子 2番でバーディーが先行していいスタートだったが、中盤でバタバタしてしまった。後半もパットを決めきれなかったのが残念。

 ▼77位有村智恵 パッティングは良くなったが、グリーン周りからの寄せがうまくいかなかった。パー5でチャンスにつけられなかったのが一番の反省点。

 ▼98位野村敏京 パッティングは良かったのに(ショットの)距離感や方向性が合わないとバーディーを取るのが難しい。連戦で少し疲れが出ているのかもしれない。

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2014年8月30日のニュース