遼 18番で痛恨ボギー、格下に敗戦 アジア逆転負け

[ 2013年12月23日 05:30 ]

13番でパットを外し悔しがる石川

男子ゴルフロイヤル・トロフィー第3日

(12月22日 中国・広州 九竜湖GC=6968ヤード、パー72)
 シングルスのマッチプレーで争われ、世界ランク83位の石川遼(22=CASIO)は同114位のマーク・ウォーレン(32=スコットランド)と対戦。オールスクエア(同点)で迎えた最終18番で痛恨のボギーを叩き、格下相手に1ダウンで敗れた。アジア代表は2勝5敗1分けで、前日までの2点のリードを守りきれず、通算7・5―8・5で欧州代表に逆転負けした。

 オールスクエアで迎えた18番。石川は2打目をグリーンの奥に打ち込むと、その場にしゃがみ込み頭を抱えた。パーセーブなら両チームの代表者によるプレーオフに持ち込める可能性もあったが、ラフからのアプローチは寄らず痛恨のボギー。1ダウンで敗れた石川は「ただただチームが負けてしまったことが非常につらい」と悔やんだ。

 相手に2度もリードを許しながら粘りを見せた。1番で1ダウンとなったが、4番で2つ目のバーディーを奪って追いつき、6番のバーディーでリードを奪った。後半再逆転され14番で2ダウンとなったが、続く15番はグリーン手前の花道からパターで沈め、16番もバーディー。オールスクエアに戻して意地を見せたが、最後は気まぐれな風を読み切れなかった。

 次戦は米ツアーのソニー・オープン(1月9日開幕、米ハワイ州)に出場するが「ショットもパターもこの調子でいけば来年いいことありそう」と期待に胸を膨らませた。

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2013年12月23日のニュース