織田、五輪代表ならず「練習してきたことに悔いはない」

[ 2013年12月23日 00:45 ]

男子フリーの演技をする織田信成

フィギュアスケートの全日本選手権第2日・男子フリー

(12月22日 さいたまスーパーアリーナ)
 4位の織田は代表入りの最低条件となる表彰台に届かず、2大会連続の五輪出場はならなかった。冒頭の4回転―3回転の2連続ジャンプを決めて意地を見せ、母の憲子コーチと抱き合うと涙を流し「失うものはないと思ってやりきった。練習してきたことに悔いはない」とつぶやいた。

 現役最後と決めて臨んだソチ五輪シーズン。スケート靴のひもが切れる不運に見舞われた前回バンクーバー五輪のリベンジを果たせなかったが、2児の父となったスケーターは「いろんな経験ができた。人生においていい大会だった」と優しい笑顔で締めくくった。

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2013年12月23日のニュース