吉田がV11、伊調59キロ級制す 全日本選手権最終日

[ 2013年12月23日 20:51 ]

女子55キロ級決勝 浜田千穂(右)を破り優勝した吉田沙保里

 レスリングの全日本選手権最終日は23日、東京・代々木第二体育館で行われ、女子は55キロ級で五輪3連覇、世界選手権11連覇の吉田沙保里(ALSOK)が浜田千穂(日体大)との決勝を4―1で制し、2年ぶり11度目の優勝を果たした。吉田は昨年欠場した。

 59キロ級は、五輪63キロ級3連覇の伊調馨(ALSOK)が決勝で坂上嘉津季(至学館大)にテクニカルフォール勝ちし、63キロ級と合わせて10度目の制覇。72キロ級は35歳の浜口京子(ジャパンビバレッジ)が2年ぶり16度目の優勝で、自身の最多優勝記録を更新した。

 男子グレコローマンスタイル66キロ級は音泉秀幸(ALSOK)が、ロンドン五輪60キロ級銅メダルの松本隆太郎(群馬ヤクルト販売)を破って初の頂点に立った。同96キロ級は世界選手権5位の斎川哲克(両毛ヤクルト販売)が3連覇した。フリースタイル66キロ級は石田智嗣(警視庁)が2連覇、60キロ級は高塚紀行(自衛隊)が6年ぶり2度目の優勝を遂げた。

 最優秀選手に贈られる天皇杯は伊調が獲得した。

続きを表示

この記事のフォト

2013年12月23日のニュース