民団 20年五輪の東京支持を表明「アジアにとって有意義」

[ 2013年9月5日 18:35 ]

 在日本大韓民国民団(民団)は5日、東京都内で記者会見し、2020年夏季五輪の東京招致を支持すると表明した。民団中央本部の呂健二副団長は「五輪が来ることを念願している。韓国と日本の間は非常に微妙な関係だが、こういうときに東京五輪の賛成の気持ちを伝えることで、関係を改善するお手伝いになればいい」と述べた。

 開催都市を決める投票権を持つ国際オリンピック委員会(IOC)委員が韓国には2人いる。民団は韓国の有力議員や大韓体育会を通じて東京支持を働きかけてきたという。在日本大韓体育会の崔相英会長は「1964年の東京五輪を境にして、韓国も体育振興に力を入れた。アジアにとっても五輪の東京開催は有意義」と語った。

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2013年9月5日のニュース