セリーナ　圧巻の“ダブルベーグル”！相手に気遣いの余裕

全米オープンテニス第９日

（9月3日 ニューヨーク）
　世界ランク１位のＳ・ウィリアムズが、女子シングルス準々決勝で１ゲームも落とさない６―０、６―０の“ダブルベーグル”を達成する圧巻の試合を披露した。

　２セットとも失ったゲームがゼロの試合を、ベーグルの形状に例えてダブルベーグルという。世界２０位のスアレスナバロ（スペイン）を子供扱いし、第１セットではサービスゲームで１ポイントしか落とさない完璧な試合運び。強風を嫌がりながらも、第２セットもそのまま押し切り「厳しい条件だったから彼女が力を出せなかっただけだと思う」と相手を気遣う余裕を見せた。