全柔連 5日に事情聴取、近石専務理事「非常に憤り感じる」

[ 2013年9月5日 06:00 ]

天理大柔道部で暴力

 天理大柔道部の暴行問題を受けて、外部から初のトップとなった全柔連の宗岡正二会長は「“暴力の根絶”プロジェクトを実行しているところであり、今回の件については事実関係を確認した上で、適切に対応したい」とのコメントを発表した。

 5日には天理大の藤猪部長、土佐監督ら3人を東京都文京区の講道館に呼んで事情聴取するとともに、懲罰委員会を設置して処分を検討する。藤猪部長が送った全柔連理事の辞表は届き次第、受理する。

 近石専務理事は「非常に憤りを感じる。感情で話してはいけないが(処分は)かなり厳正な形で臨まないといけない」と強調。天理大が「計3回」と報告した暴力の実態にも「偶発的なのか常態化しているのか。実況見分する」とメスを入れる予定だ。

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2013年9月5日のニュース