日本 台湾に完勝発進 世界選手権アジア最終予選

[ 2013年9月5日 06:00 ]

日本―台湾 第3セット、スパイクを決める石井

 バレーボールの世界選手権アジア最終予選小牧大会は4日、愛知県小牧市スポーツ公園総合体育館で行われ、5チームによるリーグ戦総当たりで2つの出場枠を争う女子は、世界ランキング3位の日本が同30位の台湾をストレートで下し、白星スタートを切った。第1セットを25―19で先取し、第2セット以降は速攻や相手のミスに乗じて着実に得点を重ねた。5日から始まる男子は、世界ランク19位の日本は初戦で同53位のカタールと対戦。4チームが出場し、リーグ戦1位が本大会出場権を獲得する。

 ≪久光3冠貢献、22歳石井躍動≫格下相手に序盤は動きが重かった日本だが、第1セット途中から出場した22歳の石井がポイントを重ねて突き放した。久光製薬の昨季3冠に貢献した石井は「スパイクで貢献できた。気持ち良く打てた」と声を弾ませた。1日までのワールドグランプリ決勝ラウンドでブラジルなど世界の強豪と戦ったばかり。疲労が足かせとなったが、終わってみれば地力の違いを見せた。真鍋監督は「厳しい試合が続いているが、勝てて良かった」と胸をなで下ろした。

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2013年9月5日のニュース