IOCロゲ会長が会見 20年招致には言及せず

[ 2013年9月5日 09:13 ]

理事会終了後に記者会見するIOCのロゲ会長

 国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は4日、理事会終了後に記者会見し、7日の総会で開催都市を決める2020年夏季五輪招致レースについての質問に対し「最終プレゼンテーションの3日前にコメントするつもりはない」と言及を避けた。

 東京に関しては東京電力福島第1原発の汚染水漏れ問題、マドリードはスペインの経済危機、イスタンブールはトルコの隣国シリアに対して米国が軍事介入を準備するなど、3都市とも懸念が指摘されているが、ロゲ会長は「3都市とも非常にいい計画で、どの都市もいい五輪を開催できる」と述べた。

 ロゲ会長は2期12年の任期を終えて10日に退任後は、名誉会長としてIOCに関わることを明らかにした。(共同)

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2013年9月5日のニュース