李娜 全米女子単で初4強 4大大会2勝目へ集中力高める

[ 2013年9月5日 06:00 ]

女子シングルス準々決勝でエカテリーナ・マカロワを破り4強入りした李娜

 全米オープンテニス第9日は3日、ニューヨークで行われ、女子シングルス準々決勝で第5シードの李娜(31=中国)が第24シードのエカテリーナ・マカロワ(25=ロシア)に6―4、6―7、6―2で勝ち、初のベスト4入りを果たした。男子シングルス4回戦で元世界ランク1位のレイトン・ヒューイット(32=オーストラリア)は第21シードのミハイル・ユージニー(31=ロシア)に3―6、6―3、7―6、4―6、5―7で敗れ、第1シードのノバク・ジョコビッチ(26=セルビア)は7年連続で8強入りを決めた。

 2時間20分の打ち合いを制した李娜は「プレーには満足していないけど、全米で初めて準決勝に進んだ自分を誇りに思う」とほほ笑んだ。第1セットを先取したが、第2セットはサーブの精度を欠いて失った。だが、最終セットでは第1サーブを8割成功させ、フォアの凡ミスも2本に抑える高い修正能力を見せて振り切った。11年の全仏オープンでアジア選手として4大大会を初制覇。2つ目のタイトルへ「自分が何をすべきか考えるだけ」と集中力を高めた。

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2013年9月5日のニュース