桐生、世界選手権へ意気込み「しっかり前半の加速を」

[ 2013年8月7日 10:41 ]

陸上の世界選手権が行われるモスクワに向け出発する桐生祥秀(右)と飯塚翔太

 陸上男子100メートルで日本歴代2位の10秒01をマークした17歳の桐生祥秀(京都・洛南高)が7日、初めて挑む世界選手権(10日開幕)の開催地モスクワへ向かう成田空港で「ゼロとしてスタートに立ちたい。しっかり前半の加速をしていきたい」と意気込みを語った。10日に100メートル予選に登場する。

 桐生は2日に全国高校総体の200メートルを制し、100メートルと400メートルリレーを合わせた3冠を達成。その後は休養を優先し「10時間ぐらい寝て、自分でマッサージした。だんだん楽になってきた」と明るい口調だった。6月のダイヤモンドリーグ第7戦(英バーミンガム)以来2度目の海外レースに「ボルト選手(ジャマイカ)がどんな動きをするのかしっかり見たい」と目を輝かせた。

 男子200メートルと400メートルリレーに出場する飯塚翔太(中大)は「やれることはやったのでレースが楽しみ」と語った。

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2013年8月7日のニュース