瀬戸 金メダルに祝福メール200通、オランダW杯へ移動

[ 2013年8月7日 06:00 ]

バルセロナの空港で取材に応じる、世界選手権競泳男子400メートル個人メドレーで優勝した瀬戸大也

 水泳の世界選手権男子400メートル個人メドレーで世界一に輝いた瀬戸大也(19=JSS毛呂山)が金メダル獲得から一夜明けた5日、W杯第1戦(7、8日)に出場するためスペインのバルセロナからオランダ・アイントホーフェンに移動した。

 出発前のバルセロナの空港では子供たちからサインや記念撮影を求められる一幕もあった。世界王者になった実感は湧かないと言いながらも「お祝いのメールが200通ぐらい来て、返すのが凄く大変だった。うれしい悲鳴」と満面に笑み。今後の活躍も期待されるなか、「今まで通り、自分を見失わずに過ごしたい」と落ち着いた表情で語った。

 W杯は短水路(25メートルプール)で行われ、9、10日にはベルリンで第2戦が行われる。年間8戦が行われ、11月には東京でも開催される。日本選手権では個人メドレーのほかに、200メートルバタフライ、200メートル平泳ぎ、200メートル自由形にも出場した瀬戸だが、今W杯でも個人メドレーに加えてバタフライ、平泳ぎの多種目にエントリーしている。「タフなレースをしたいですね」と意気込んだ。日本人選手は北島康介、入江陵介、寺川綾らも出場する。

続きを表示

2013年8月7日のニュース