競泳世界選手権代表が帰国 萩野「得たものは大きい」

[ 2013年8月7日 09:22 ]

水泳の世界選手権から帰国し、報道陣の質問に答える萩野公介

 4日までバルセロナで行われた水泳の世界選手権に出場した競泳日本代表の本隊が7日、羽田空港に帰国し、男子で個人6種目に出場して銀メダルを二つ獲得した18歳の萩野公介(東洋大)は「楽しかったし、悔しさもあり、いろいろ経験できた。得たものは大きかった」と、やや疲れた表情ながらも収穫を口にした。

 萩野は400メートル自由形と200メートル個人メドレーで2位に入ったが、金メダルを狙った最終日の400メートル個人メドレーで、ライバルの瀬戸大也(JSS毛呂山)に優勝を譲った。「バルセロナに情熱を置いてくるつもりだったが、最後ちょっと出し切れなかった。リベンジしたい」と巻き返しを誓った。

 男子400メートルメドレーリレー銅メダルメンバーの藤井拓郎(コナミ)や塩浦慎理(中大)らも帰国した。瀬戸や男子平泳ぎの北島康介(日本コカ・コーラ)らはオランダ、ドイツでのワールドカップ(W杯)を転戦してから帰国する。

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2013年8月7日のニュース