錦織 冷や汗逆転勝ちで1回戦突破 ロジャーズ杯

[ 2013年8月7日 06:00 ]

 テニスのロジャーズ・カップは5日、カナダ・モントリオールほかで行われ、男子シングルス1回戦で第9シードの錦織圭(日清食品)は予選勝ち上がりのピーター・ポランスキー(カナダ)に4―6、6―4、6―2で逆転勝ちした。6日の2回戦でアンドレアス・セッピ(イタリア)と対戦する。

 女子シングルス1回戦では森田あゆみ(キヤノン)がバルバラ・レプチェンコ(米国)にストレート負けし、ダブルス1回戦ではクルム伊達公子(エステティックTBC)シャネル・シェパーズ(南アフリカ)組がサンドラ・クレメンシッツ(オーストリア)オリガ・サブチュク(ウクライナ)組に屈した。

 ≪苦戦も地力の差≫錦織が世界ランク256位の格下に苦戦した。ポランスキーとはジュニア時代にダブルスを組んだこともあり「昔から仲が良かったのでやりづらさはあった」と言うが、約2時間の熱戦で逆転し、地力の違いを見せた。ミスを繰り返して第1セットを落としたが、第2セットの第3ゲームでブレークに成功し、流れを引き寄せた。2回戦ではウィンブルドン3回戦で敗れたセッピと対戦。「きょうの後半良かったようなストロークを出せればチャンスはある」と雪辱を誓った。

続きを表示

2013年8月7日のニュース