全柔連新会長 12日にも選出 専任チームが外部招へい

[ 2013年8月7日 06:00 ]

 全日本柔道連盟(全柔連)の新会長が早ければ12日にも選出されることになった。6日、東京都文京区の講道館で第2回の常務理事会が行われ、不適切とされた助成金の返還方法や今月末の辞任を表明した現執行部の後継体制づくりなどを話し合った。

 新会長人事については専任チームが外部から候補者選びを進めている。この日の会合では具体的な名前は提出されなかったが、候補者から内諾を得た上で次回の12日の常務理事会では議題となる見込み。14日の理事会で承認を受け、21日に予定する評議員会で信任されれば、直後の理事会で全柔連初の外部新会長誕生となる。宇野博昌広報委員長は「外部の会長に常勤ですぐ来ていただくのは難しい。その代わり執行部にも常勤の外部理事を置くことになるのでは」と執行部に複数の外部理事が入るとの見通しを語った。

 また、助成金の返還方法については一時的に全柔連が日本スポーツ振興センターに代理返済する方針でまとまった。その後、過去5年の受給者全員から期間に応じた金額の返還を要請し、理事会も応分の負担をする。

続きを表示

2013年8月7日のニュース