レスリング50キロ級は1年生・成国V 高校総体第10日

[ 2013年8月7日 06:00 ]

 全国高校総体(インターハイ)第10日は6日、長崎県ほかで行われ、レスリングの個人は50キロ級で1年生の成国大志(三重・いなべ総合学園)が優勝、55キロ級は樋口黎(茨城・霞ケ浦)が2連覇を達成した。

 サッカー男子は流通経大柏(千葉)と市船橋(千葉)が7日の決勝に進んだ。女子は前回覇者の日ノ本学園(兵庫)がPK戦の末に常盤木学園(宮城)を退けて4強入り。重量挙げの男子105キロ超級は村上英士朗(富山・滑川)がスナッチ163キロ、ジャーク191キロ、トータル354キロのいずれも高校新記録で優勝。94キロ級は屋良一郎(沖縄・南部工)が制し、昨年の85キロ級に続く2階級制覇を果たした。

 <レスリング50キロ級>全国中学生選手権3連覇の実績を持つ1年生の成国が初優勝を飾った。決勝は相手に疲れが出た終盤に寝技の攻防に持ち込み一気にポイントを重ねて逆転。「高校でも勝つだろうという、周りからの重圧があった。優勝できてよかった」と安どの笑顔で言った。元世界女王の母・晶子さん(旧姓・飯島)が主宰する東京のクラブで腕を磨き、高校は三重の強豪校を選んだ。「練習量には自信がある」という体力が大一番で生きた。闘いぶりを見守った晶子さんも「精神的に強くなった」と成長に目を細めた。

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2013年8月7日のニュース