北京マラソン 日本人選手登録できず 尖閣国有化の対抗措置か

[ 2012年11月10日 11:36 ]

 今月25日に北京で開催される北京国際マラソンに日本国籍の選手が登録できなくなっていることが10日分かった。

 理由は不明だが、日本政府による沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)国有化に反発している中国当局の対抗措置の可能性がある。

 同マラソンは、公式ホームページから登録する形式になっているが、国籍を選ぶ欄から「日本」が削除された。

 昨年は日本企業も協賛していたが、今年はホームページ上に日本企業名がなく、協賛がなくなった可能性もある。

 同マラソンは8日に登録が開始され、9日正午現在で2万6000人を超えるランナーが申し込みをしている。

 北京マラソンは1981年以来、毎年秋に開催されている。第5回の85年には双子の宗茂、猛両選手が1、2位独占で入賞した。(共同)

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2012年11月10日のニュース