小塚はSP3位、織田は8位と出遅れ 首位はチャン

[ 2012年11月10日 01:13 ]

男子SPで演技する小塚崇彦

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、ロシア杯は9日、モスクワで開幕し、男子ショートプログラム(SP)に出場した小塚崇彦(トヨタ自動車)は76・34点で3位、織田信成(関大大学院)は63・18点の8位と出遅れた。世界選手権2連覇中のパトリック・チャン(カナダ)が85・44点で首位に立った。

 織田は、冒頭の4回転―3回転のジャンプが2連続3回転となると、続く3回転半も1回転半となるミスでが出た。優勝すれば、ファイナル(12月・ソチ=ロシア)進出が決まるが、厳しいスタートに。

 また、小塚も冒頭の4回転が回転不足になり、3回転半でも着氷で手をついたが、3位にとどまった。第1戦のスケートアメリカを制した小塚は今大会3位以上でファイナル進出が決まるだけに、4回転を2度組み込むフリーで、満足いく演技を見せたいところだ。

 チャンは、冒頭の連続ジャンプの2つ目が1回転になるミスもあったが、断トツのトップだった。

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