高雄 女子単、混合複制し2冠 全日本選手権

[ 2012年11月10日 13:53 ]

女子シングルス決勝 第3セット、ポイントを奪いガッツポーズする高雄恵利加

 テニスのニッケ全日本選手権第8日は10日、東京・有明テニスの森公園で行われ、女子シングルス決勝は第10シードの25歳、高雄恵利加(北日本物産)が第7シードの21歳、山外涼月(橋本総業)に6―4、3―6、7―5で競り勝ち、6年ぶり2度目の優勝を果たした。高雄は伊藤潤(九州電力)とのペアで混合ダブルスも初制覇し、2冠を達成した。

 男子シングルス準決勝はロンドン五輪代表で第1シードの伊藤竜馬(北日本物産)と第2シードの杉田祐一(三菱電機)が勝ち、11日の決勝に進んだ。伊藤は片山翔(イカイ)を6―1、7―5で下し、杉田は第3シードの内山靖崇(北日本物産)に6―1、6―2で快勝した。

 高雄恵利加の話 女子シングルス決勝は最後まで諦めずに戦えたので優勝をもぎ取れたと思う。混合ダブルスは楽しんでやれたし、伊藤君がうまくリードしてくれた。

 伊藤潤の話 2年前は(別のパートナーと)準優勝に終わり、ことしは強い人と組みたいと思っていたので8月に高雄さんにペアをお願いした。本当に優勝したいと思っていたのでうれしい。

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2012年11月10日のニュース