織田 精神面の甘さ露呈 自力ファイナル進出絶望的「慢心じゃないけど…」

[ 2012年11月10日 07:54 ]

男子SPで8位と出遅れた織田信成

GPシリーズ第4戦ロシア杯

(11月9日)
 大舞台への切符を懸けて臨んだ大会で、織田が精神面の甘さを露呈した。「ファイナル進出という気持ちがすごくあったので緊張した」。ミスを連発してSP8位に沈み、ファイナル進出を自力で決められる今大会の優勝が絶望的になった。

 冒頭の2連続ジャンプで、予定した4回転が3回転。続く3回転半がすっぽ抜けたようなジャンプになり、1回転半と失敗した。スピンとステップも精彩を欠き、3位に入った第2戦のスケートカナダの82・14点から18・96点も落とした。左膝故障から復帰後、順調にきただけに「慢心じゃないけど、大丈夫だと思いすぎたかもしれない」と気持ちに隙が出たことを悔やんだ。

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2012年11月10日のニュース