藍　高速グリーンに苦戦、７差２６位出遅れ

ＵＳＬＰＧＡツアーロレーナ・オチョア招待第１日

（11月8日 メキシコ・グアダラハラ　グアダラハラＣＣ＝６６２６ヤード、パー７２）
　宮里藍（２７＝サントリー）はパットに苦しみ３バーディー、２ボギー、１ダブルボギーの７３で、首位と７打差の２６位と出遅れた。大会を主催し、２年ぶりに出場した元賞金女王のロレーナ・オチョア（３０＝メキシコ）は７１で１６位。ミシェル・ウィー（２３＝米国）ら３人が６６を出してトップに並んだ。

　宮里は高速グリーンに手を焼いた。出だしの１番でグリーン右ラフからの３打目を４メートルに寄せたが、そこから３パットでダブルボギー。３番でバーディーを奪った後の４番でも再び３パットのボギーを叩き、「あれで流れを切っちゃった」と最後までパットは手探りのまま７３で初日を終えた。

　３６人が出場した大会で２６位は出遅れだが、それでも２日目へのパワーをもらった。１０年に第一線から退き、２年ぶりの出場となった親友のオチョアと同組でラウンド。オチョアのママぶりや家族の話などを聞き、「私もいつかああなりたいし、プレーは相変わらず凄い」と刺激を受け「本当に素晴らしい一日だった。この気持ちを２日目のプレーに持っていきたい」と巻き返しを誓った。

　▼１６位Ｌ・オチョア　ショットは凄く良かった。アンダーパーはとてもハッピー。（昨年大会は第１子出産で出場せず）