クルム伊達 世界ランクでの五輪出場権なし

[ 2012年6月11日 15:46 ]

 女子テニスのロンドン五輪シングルス出場権が決まる11日付世界ランキングが発表され、クルム伊達公子(エステティックTBC)は74位、森田あゆみ(キヤノン)は84位で、五輪出場権が与られる1カ国・地域最大4人の上位56人に入れなかった。

 けがなどで辞退する選手が出た場合に出場権のラインは下がるものの、2人は世界ランクで五輪切符を得る可能性は低い。

 日本テニス協会は国際テニス連盟(ITF)の五輪推薦枠に、五輪会場のウィンブルドン選手権で過去に4強入りの実績を持つクルム伊達を申請する方針で、出場の可否は28日に決まる見通し。2008年北京五輪では推薦枠で男子の錦織圭(日清食品)が出場した。

 全仏オープン初制覇で、史上10人目の四大大会全制覇を果たしたマリア・シャラポワ(ロシア)が4年ぶりに世界ランク1位に返り咲き、全仏準優勝のサラ・エラニ(イタリア)が24位から10位に上昇した。(共同)

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2012年6月11日のニュース