女子400障害の久保倉 2大会連続の五輪出場決める

[ 2012年6月11日 06:00 ]

女子400メートル障害決勝で優勝した久保倉

陸上 日本選手権最終日

(6月10日 大阪・長居陸上競技場)
 女子400メートル障害は五輪参加標準記録A(55秒50)を突破していた久保倉が、55秒98で優勝し、2大会連続の五輪出場を決めた。

 7日にウイルス性胃腸炎にかかり、38度以上の発熱と下痢に悩まされたが「これを笑い話にしてやろうと、強い気持ちで戦った」と話し、看病してくれたトレーナーらに感謝の気持ちを示した。北京五輪では準決勝に進出しており「あの舞台でもう1回勝負したい」と決勝進出を思い描いていた。

 ◆久保倉 里美(くぼくら・さとみ=陸上女子400メートル障害)昨年6月に自らが持つ女子400メートル障害の日本記録を更新。3大会連続出場となった昨夏の世界選手権で初めて準決勝に進出した。福島大出、新潟アルビレックス。1メートル60、52キロ。30歳。北海道出身。

続きを表示

2012年6月11日のニュース