遼46位後退 300ヤード超え連発も「アイアンが…」

[ 2012年6月11日 06:00 ]

7番でバンカーショットを放つ石川

USPGAツアー セントジュード・クラシック第3日

(6月9日 米テネシー州メンフィス TPCサウスウインド=7239ヤード、パー70)
 22位で出た石川遼(20=パナソニック)は1バーディー、4ボギーの73でスコアを落とし、首位と8打差の通算2オーバー、46位に後退した。1Wで300ヤード超えを連発しながらもアイアンで精彩を欠いた。デービス・ラブ3(48=米国)ら3人が通算6アンダーで首位に並び、前日トップのロリー・マキロイ(23=英国)は72で1打差の4位に後退した。

 一つ良ければ何かがうまくいかない。3つスコアを落とした石川は何度も「つながり」という言葉を口にした。「ドライバー、フェアウエーウッドは良かったけど、アイアンがダメだった。ドライバーからアイアンへのスイングのつながりが…。難しい」。17番はフェアウエーからの第2打が追い風にもかかわらず花道止まりでボギー。バーディーはわずか1つで「距離感が合っていない。インパクトでヘッドの入り方が一定でなかった」とアイアンが低調だった。

 3番の344ヤードを最長に1Wの300ヤード超えを5ホールでマーク。3日間の平均飛距離は303・7ヤードで14位と健闘をしている。1Wが飛んでいるだけにアイアンの出来が悔やまれる。最終日は「修正したい」とスイングのつながりを取り戻す考え。「10ドルでも多く稼ぎたい」とシード獲得へ一歩でも前進を狙う。

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2012年6月11日のニュース