高瀬 自己ベスト更新 五輪切符に「無我夢中だった」

[ 2012年6月11日 06:00 ]

男子200メートル決勝で接戦を制して優勝した高瀬は満面の笑みを浮かべてガッツポーズ

陸上日本選手権最終日

(6月10日 大阪・長居陸上競技場)
 男子200メートルは23歳の高瀬が、飯塚の猛追を振り切ってトップでフィニッシュ。自己記録20秒53を更新する20秒42で、五輪参加標準A(20秒55)も突破し、五輪切符をつかんだ。

 「レースは無我夢中だった。全然覚えていないし、1着かどうかも分からなかった」と振り返った。ロンドンに向けては、「初めての五輪なので自分の力を試したい。20秒42をスタンダードにできるようにしないと」とレベルアップを誓っていた。

 ◆高瀬 慧(たかせ・けい=陸上男子200メートル)昨年5月の東日本実業団選手権200メートルで自己ベストの20秒53を記録。昨年の世界選手権では1600メートルリレーの第1走者を務めた。順大出、富士通。1メートル79、61キロ。23歳。静岡県出身。

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