全日本主将も務めた人気の「ガイチ」 米国で指導法勉強

[ 2012年6月11日 07:36 ]

 日本男子バレーの2大会連続の五輪出場が消えた。05年に正式就任し8年目を迎えた植田辰哉監督(47)は現在行われているワールドリーグを最後に辞任することを示唆。後任には中垣内祐一コーチ(44)の昇格が有力視される。

 中垣内コーチは、現役時代に新日鉄(現堺)で通算3度のリーグ優勝を経験し、最優秀選手にも3度輝いた。「ガイチ」のニックネームで女性ファンが多く、90年代のバレーボール人気を支えた。

 92年バルセロナ五輪代表、94年には全日本の主将を務めた。04年の引退後に堺の監督に就任し、就任2季目の05~06年シーズンにリーグ優勝に導いた。09年に退任した後は、日本オリンピック委員会(JOC)スポーツ指導者海外研修員として米国で指導法などを学び、11年に男子日本代表のコーチに就任した。

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2012年6月11日のニュース