ヒート2年連続ファイナル進出!ビッグ3が逆転勝利呼ぶ

[ 2012年6月11日 06:00 ]

<ヒート・セルティクス>ダンクシュートを決めるヒートのレブロン・ジェームズ

 NBAプレーオフ東地区決勝の第7戦がマイアミで行われ、地元のヒートが前半で7点リードされながらも後半に逆転。101―88で勝利を収め、2勝3敗からシリーズをひっくり返して2年連続3回目のファイナル進出を決めた。レブロン・ジェームズ(27)が31得点、ドウェイン・ウェイド(30)が23得点を挙げれば、脇腹痛から復帰して3戦目のクリス・ボッシュ(28)が、途中出場ながら19得点を稼ぐなど最終戦ではビッグ3が大活躍。第4Qはこの3人だけでチーム全得点を叩き出してセルティクスを突き放した。

 競り合っていた第4Qの序盤でヒートのボッシュが2本の3点シュートを成功。まだ先発としては出場していないが、大事な試合でチームを救った。「この活躍を待っていたんだ」とジェームズが笑顔を見せれば、スポールストラ監督も「最も大切な選手だ」と背番号1の奮闘を絶賛した。2万人のファンは総立ちでその健闘を称えた。昨季のファイナルではマーベリクスに2勝4敗。今季は雪辱を期してサンダーと対戦するが、両軍ともに、ロンドン五輪の米国代表候補3人をそろえる豪華な布陣。今季の頂上決戦では、密度の濃い過激なバトルが展開されそうだ。

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