日本女子は5位 中国がアベックV/世界卓球団体戦最終日

[ 2012年4月2日 01:22 ]

オランダ戦に勝利し笑顔の(左から)平野早矢香、福原愛、石川佳純、石垣優香ら日本チーム

 卓球の世界選手権団体戦最終日は1日、ドイツのドルトムントで行われ、女子の5、6位決定戦で日本がオランダを3―0で下し、5位となった。中国が2008年広州大会以来2大会ぶりにアベック世界一に輝いた。

 メダル獲得が5大会連続で途切れた日本女子は、石川佳純(全農)福原愛(ANA)のロンドン五輪代表2人と平野早矢香(ミキハウス)が3連勝した。

 中国は男子決勝でドイツを3―0で下して6連覇を達成し、女子決勝で前回モスクワ大会覇者のシンガポールに3―0で勝ち、2大会ぶりに世界王座を奪回した。

 ▼福原愛の話 5~8位決定戦で悔しい思いをしながら試合をした。メダルを取れなくて、忘れられない大会になった。悪い負けはないと思って、ロンドン(五輪)では絶対にメダルを取りたい。

 ▼平野早矢香の話 準々決勝で負けてから戦うやりにくさもあったが、次のスタートと思ってプレーした。五輪に向けては相手によって自分の戦い方を変えていくところを磨きたい。

 ▼石川佳純の話 初めて対戦する相手でやりづらかった。最後は勝って終わりたいと思って戦った。韓国に負けたのは悔しい。次はもっと自信をつけて、五輪でリベンジしたい。(共同)

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