相撲協会の年寄会 年寄名跡の議論を早期化 

[ 2011年11月20日 20:38 ]

 高額でのやりとりが問題視されている年寄名跡について、役員以外の親方で構成する年寄会が12月上旬に臨時総会を開いて方向性を議論することが20日、明らかになった。

 この日、年寄会の井筒会長(元関脇逆鉾)が日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)から早急な話し合いを要請された。

 年寄会はこれまで、名跡問題について時間をかけて討議すべきとの立場から、役員改選で新体制となる来年2月以降に結論を持ち越すとの合意を理事長と取り付けていた。

 しかし、新公益法人移行を見据え、文部科学省から方針決定の迅速化を求められている放駒理事長は、12月に方向性を決める意向を示している。

 井筒会長は「みんなでしっかり話し合わなければならない」と述べた。

続きを表示

2011年11月20日のニュース