“金メダルのDNA”初代表の横田に期待

[ 2011年11月20日 06:00 ]

 3位以内にロンドン五輪出場権が与えられる男子バレーボールのW杯が、20日に名古屋などで開幕する。

 日本は19日、初戦のイラン戦に向けて約1時間の調整を行い、最終登録メンバー14人を発表した。注目は初代表の横田一義(25=堺)。父の忠義さんは、72年ミュンヘン五輪で金メダルを獲得した元代表選手で、植田監督は「横田には強いDNAを秘めている。若くて勢いもある」と抜てきの理由を説明した。ウイングは中軸だった越川を外して若い選手も起用しており、同監督は「09年以降に結果を出した選手にチャンスを与えた」と実力を最優先して世代交代に踏み切った。日本の世界ランクは参加12カ国中、最低の18位。厳しい状況の中、“黄金の遺伝子”を持つ横田の覚醒に期待がかかる。

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2011年11月20日のニュース