遼2勝目も「チームが負けて、満足感はない」

[ 2011年11月20日 16:06 ]

 男子ゴルフの欧州を除く世界選抜と米国選抜による団体対抗戦、プレジデンツ・カップ最終日は20日、メルボルンのロイヤル・メルボルンGC(6998ヤード、パー71)でシングルスのマッチプレー12試合を行い、石川遼はバッバ・ワトソンに3アンド2で快勝して前日に続く今大会2勝目をマークした。ショット、パットとも好調で、3番でリードを奪って差を広げ、逃げ切った。

 この日は6勝6敗の五分で、通算得点で米国選抜が19―15として4大会連続7度目の優勝を果たした。タイガー・ウッズはアーロン・バデリー(オーストラリア)に4アンド3で勝った。

 ▼石川遼の話 チームが負けて、満足感はない。自分のプレーに関しては良かった。前回大会とは何もかもが違う。チームの一員としてやれた。日本に帰って、この経験を生かしたい。

 ▼グレグ・ノーマン世界選抜主将の話 負けはしたが、早い組の金庚泰、シュワーツェル、遼が良い仕事をしてくれた。敗因はフォアサム。このメンバーで交互に打つ練習はやりづらい。

 ▼フレッド・カプルス米国選抜主将の話 勝てて何よりだ。それとともに(推薦した)ウッズが問題なく戦えるとみんなに分かってもらうことも大事だと思っていた。(共同)

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2011年11月20日のニュース