藍と美香 ともに6打差暫定7位「流れは悪くないがかみ合わない」

[ 2011年7月11日 11:32 ]

最終ラウンド、9番でティーショットを放った宮里藍(中央)と宮里美香(左)

 ゴルフの全米女子オープン選手権は10日、米コロラド州コロラドスプリングズのザ・ブロードムア(7047ヤード、パー71)で第3ラウンドの残りと最終ラウンドを行い、第2ラウンドまで通算5アンダーの首位だった宮里美香、4アンダーで2位だった宮里藍は5ホールを残してともに首位と6打差の暫定7位に後退、優勝は難しくなった。

 悪天候で約2時間半の中断があり、日没サスペンデッドとなって残りホールは11日に持ち越された。

 第3ラウンドで2人は76とスコアを落とした。最終ラウンドで宮里藍は前半を35と耐えたが、11番から3連続ボギー。宮里美もバーディーなしの3ボギーだった。

 2ラウンド連続で68を出したソ・ヒキョン(韓国)が通算3アンダー、281で終了した。3ホールを残す柳簫然(韓国)が2アンダーで追う。

 横峯さくらは最終ラウンドを70で通算9オーバー、諸見里しのぶは11オーバー、野村敏京は18オーバーで大会を終えた。

 ▼宮里藍の話 第3ラウンドでパットのミスが多くて悔やまれる。流れは悪くないが、いまひとつかみ合わない。(残り5ホールを)きちんと、いい形で終わりたい。

 ▼宮里美香の話 ショットが安定しなかった。ピン位置が難しい中、自分のショットでどこまでやれるか楽しみにしていたが…。最後まで諦めずにやる。

 ▼横峯さくらの話 最後は回りきることばかりに気が向いてしまった。その中でもアンダーパーで回れた。最後の18番のバーディーは良かった。グリーンを外した時にいいアプローチでパーセーブできたのは、全英女子に生かせる。

 ▼諸見里しのぶの話 最後の7ホールのプレーはすごく良かった。こんなゴルフができれば日本でも勝てる。最後にいい手応えがつかめたので、笑顔で日本に帰れる。(共同)

続きを表示

2011年7月11日のニュース