夏季五輪で日本勢最多タイ!杉谷が5大会連続五輪代表

[ 2011年7月11日 01:20 ]

 馬術の障害飛越の2012年ロンドン五輪地域予選は10日、ドイツのアーヘンで行われ、35歳の杉谷泰造(杉谷乗馬ク)が日本選手では史上最多に並ぶ夏季五輪5大会連続代表に決まった。日本の夏季競技では射撃男子の蒲池猛夫、アーチェリー男子の松下和幹(ともに日本が不参加の1980年モスクワ大会を含む)、柔道女子の谷亮子が5大会連続で五輪代表入りしている。

 この日行われた団体で日本は7位となり、五輪出場枠を逃した。その場合、かねて日本連盟は昨年10月の世界選手権で五輪の個人出場枠を獲得した杉谷を代表にすると決めていた。

 杉谷はこの日の個人で東南アジア、オセアニア地区の選手で最上位となり、新たに日本へ五輪個人枠1をもたらした。

 ▼杉谷泰造の話 これで1年間、何の心配もなく馬と自分の調整ができる。五輪連続出場は特に意識していないが、こんないい馬に巡り合えることはなかなかないので、ロンドンではいい成績を狙いたい。(共同)

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2011年7月11日のニュース