美香も藍も… 重要なラウンドで失速

[ 2011年7月11日 11:01 ]

全米女子オープン第3R

(7月11日 米コロラド州コロラドスプリングズ ザ・ブロードムア(7047ヤード、パー71))
 日本選手の34年ぶりメジャー制覇の期待がかかった宮里藍と宮里美は、重要な第3ラウンドで崩れた。1番のティーグラウンドで談笑して気負いを感じさせなかったが、難しいピン位置を攻略できなかった。

 宮里美と1打差の好位置から出た宮里藍は、3パットが4度と大苦戦。グリーン周りの深いラフからも寄せきれなかった。「ここまではしっかり自分と向き合ってゴルフができている」という、前日の言葉は好結果に結び付かなかった。

 首位発進の宮里美は3パットした3番から2連続ボギー。持ち味のショットもぶれてバンカー、ラフにつかまり、11番から3連続ボギーだった。「自信を持って打てている」という好調さは、影を潜めたままだった。

 第2ラウンドまでのパット数は最少の55だった2人が、第3ラウンドで宮里藍が35、宮里美は34と不振に。フェアウエーキープ率は2人とも100%ながら、第2打で好位置に付けられず、それがスコアに直結した。(共同)

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2011年7月11日のニュース