未認可水着3勝…代表組は苦戦

[ 2009年6月6日 06:00 ]

 【ジャパン・オープン】この日行われた10種目中、3種目で7月の世界選手権代表以外の選手が勝った。男子千五百メートル自由形の宮本陽輔(鹿屋体大)、女子百メートル平泳ぎの鈴木聡美(山梨学院大)、同百メートルバタフライの中西悠子(枚方SS)の3人で、いずれも未認可のアシックス社製のラバー水着を使用。認可水着着用が義務づけられている代表選手は苦戦している印象だ。

 日本新は4月の日本選手権では20個生まれたが、今大会初日はゼロ。昨年は日本選手権の8個から、LZRが解禁されたこの大会で17個(世界新1含む)が誕生したのとは対照的だ。日本代表の平井ヘッドコーチは「世界選手権では認可水着しか着られないから仕方がない。今後どうなるか不安だが、この重苦しい雰囲気のまま世界選手権には行けない」と頭を悩ませていた。

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2009年6月6日のニュース