芳賀が堂々の連覇!女子は佐藤がV

[ 2009年6月6日 06:00 ]

優勝杯を手にガッツポーズの佐藤絵美(左)と芳賀貴之

  スポニチ主催、平成21年度全国高校ゴルフ選手権東北大会(個人の部)は5日、最終日を秋田県秋田市の秋田カントリー倶楽部(男子=6431ヤード、女子=5917ヤード)で行い男子は初日トップの芳賀貴之(宮城・黒川3年)が6バーディー、5ボギー、1アンダーの71とスコアを伸ばし、通算1アンダー143で2打差をつけ連覇。女子も首位スタートの佐藤絵美(宮城・東北3年)が72、通算イーブンの144で逃げ切った。男子は12位までの14人、女子は4位までの6人が全国大会(8月7、8日、群馬・レーサムG&スパリゾート、ローズベイCC)への出場権を得た。

 <男子 芳賀バーディー量産>昨年は“ぽっちゃり王子”古田(青森山田)に競り勝った芳賀が、今度はただ1人のアンダーパーと堂々の連覇だ。「たくさんバーディーを取りたい」との目標通り6バーディー。「うれしいけど、全国大会でも勝ちたい」と早くも全国制覇に目を向ける。仙台市在住だが、高校は「公立でゴルフをやりたい」と自転車で1時間かかる黒川高を選んだ。入学と同時に自ら結成した同好会も、今では15人に増え今年中に部に昇格の予定。同世代で一緒に戦った石川遼と同じく「世界で活躍できる選手になる」のが夢だ。

 <女子 佐藤「東北決戦」制す>最終組4人の「東北決戦」を制した佐藤は「練習ラウンドから調子が良かったので、自信がありました。昨年のリベンジができました」とうれしそう。昨年は12位で全国大会を逃している。栃木県日光市生まれ。4歳でゴルフを始めプロを目指して東北高へ。当初は寮生活でホームシックにもなったが、3年生の今は友人もできて余裕も生まれた。日本女子アマの出場権も手にしており、今後は全国レベルの大会が続くが「出る大会は常に上位へ入りたい」とどん欲だ。

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2009年6月6日のニュース