2週連続制覇へ 渡辺司首位スタート

[ 2008年10月3日 06:00 ]

 男子シニアツアーの富士フイルム・シニアチャンピオンシップ第1日は2日、千葉県千葉市の平川カントリークラブ(6978ヤード、パー72)で行われ、06年日本シニアオープン以来、約2年ぶりに国内シニアツアーに出場している尾崎直道(52)が2アンダーの70をマーク、首位に1打差の2位につけた。前週の日本プロシニアでツアー初優勝を飾った渡辺司(51)が69でトップに立った。青木功(66)はイーブンパーの72で10位タイ。中嶋常幸(53)は右腕痛のために欠場した。

 最終18番、1メートルのバーディーパットを沈めた渡辺が単独首位に立った。前週の日本プロシニアでシニアツアー初優勝。レギュラーツアーで94年よみうりオープンに優勝して以来、実に14年ぶりの勝利の美酒だった。「師匠であり、仲人でもある青木さんも喜んでくれた」と言う。この大会には青木も出場。2週連続Vで目の前の師匠に恩返し――。目標は1つしかない。

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2008年10月3日のニュース