傍聴券求め771人 朝青龍出廷へ関心高く

[ 2008年10月3日 12:00 ]

 週刊現代の八百長疑惑記事をめぐる名誉棄損訴訟で、証人尋問が行われた東京地裁には3日午前、62枚の一般傍聴券を求め、約12倍の771人が長い列をつくった。午後には「八百長の中心人物」と記事で指摘された横綱朝青龍が出廷し、疑惑について答えるとあって、関心の高さをうかがわせた。

 大型事件を扱うことが多い東京地裁では、オウム真理教の松本智津夫死刑囚(53)=教祖名麻原彰晃=の初公判で1万人以上が並ぶなど、1000人以上が列をつくった刑事事件の裁判は珍しくないが、一般の民事事件としては異例の多さ。地裁職員が慌ただしく動き回る中、並んだ人たちは抽選結果を食い入るように見詰めた。

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2008年10月3日のニュース